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「旅 人(たびと)」
脚本:菅沼 登
音楽:福原 真衣子・歌枕 直美
- あらすじ -
平城京が出来た頃、西の方、九州の南部・隼人の国は、未だ朝廷の力が及んでおらず、そこでは双方の勢力が小競り合いを起こしていた。
西暦七二十年、隼人が朝廷の任命した国守を殺害したことをきっかけに軍事的な衝突が起きると、朝廷は大伴宿禰旅人を将軍に任命して隼人の制圧に当たらせた。それが収まって十年後、旅人は九州全体を統括する役である太宰府の長官として、再び九州に向かったが、そこに着いて早々、旅人は、長年連れ添ってきた妻に先立たれた。
その悲しみの中、既に齢七十を過ぎていた旅人は、何か後世の人に残せるものはないかと思案した後、未だ呼び名が定まっていなかった梅に、「うめ」という呼び名をつけて広めることにした。そして旅人は、太宰府に集う宮人たちと共に、梅に因んだ和歌を作る宴会「梅花の宴」を開き、梅の目出度さを歌った。 [脚本 菅沼 登]
- 公演実績 -
2010年2月6日 うたまくら茶論
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