YAMAHA
ヤマハ G2B アントニン・レーモンド
 
1962年製 
 
本体:マホガニー艶消し 脚:黒艶出し 
完全オーバーホール済み(ドイツ製部品採用)
アクリル、黒檀鍵盤 88鍵 2本ペダル
幅149cm/奥行170cm
 
ご売約済み

ヤマハと深いかかわりのあるアントニン・レーモンドはオーストリア=ハンガリー帝国(現在のチェコ出身の建築家でフランク・ロイド・ライトのもとで学び、戦前帝国ホテル建設の際に来日しました。その後、ヤマハの銀座ビルを手掛けて記念モデルとしてグランドピアノ、アップライトピアノをデザインしました。一時期の生産になり、この時代の修理は部品がなかなか無いためドイツより取り寄せて修理しました。
 
いろんな部分でドイツ製部品を使用しています。

  • 白鍵:アイボリー色アクリル
  • 黒鍵:本黒檀
  • ハンマー:レンナー社
  • ハンマーシャンク:レンナー社
  • 弦:レスロー、デーゲン
  • 接着剤:ドイツ製ニカワ(ハンマー接着部、鍵盤ブッシングクロス部、他)
  • ブッシングクロス:レンナー社最高級カシミヤ使用クロス

 
ドイツ製部品を使用しただけでは完全ではありません。土台からじっくりと組み上げ、調整して、整音してようやくその良さが出てきます。
この時代の良さの一つが響板の材質です。木目のきめ細やかさは今のピアノつくりではなかなか見なくなりました。ピアノの大きさからは想像できないくらいの豊かさと奥深さが出てきています。

ヤマハと深いかかわりのあるアントニン・レーモンドはオーストリア=ハンガリー帝国(現在のチェコ出身の建築家でフランク・ロイド・ライトのもとで学び、戦前帝国ホテル建設の際に来日しました。その後、ヤマハの銀座ビルを手掛けて記念モデルとしてグランドピアノ、アップライトピアノをデザインしました。一時期の生産になり、この時代の修理は部品がなかなか無いためドイツより取り寄せて修理しました。
 
オリジナルを重視しつつドイツ製部品を使用しています。

  • ハンマー:アーベル社
  • 接着剤:ドイツ製ニカワ(ハンマー接着部、鍵盤ブッシングクロス部、他)

 
当時の職人技を今に伝えつつ新しい息吹を与えたピアノです。

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